温かな日ざしと自然に抱かれ過ごした「しなのキャンパス秋」が心地よい疲れと共に終了しました。
足りないところをお互いの心遣いで創りあげていくしなのキャンパス。
今回は小学2年生から高校3年生までの一人ひとりの柱が棟上げをしてくれました。
「必死だったから何も考えなかったっすよ」と語る中学生。「知っている人が誰もいなくてドキドキしてたけど,仲良くなれてよよかった」と満面の笑顔を見せる小学生。そしてそれを涙ぐんで見つめる大人たち。
高校3年生は閉会式の中で自分のおかれている「いま」を感じながら心の奥底にあるものをまっすぐに伝えてくれました。
みんなが集まり,再びそれぞれの道に向かう。昨日はそんな一瞬の「節目」を秋風とともに体感したひとときでした。
関係各位に深く御礼申し上げます。
一人ひとりの感想,会計等については,準備が間に合い次第,随時更新させていただきます。
お疲れ様でした。
今回のしなキャンを迎えるにあたって先生、スタッフ、保護者の皆さんのおかげと感謝しています。本当にありがとうございました。何も考えずにもくもくと仕事をする中で感じた自然の大きさ、優しさ。自分は自然に生かされているんだ、生きてるんだ、ありがとうって。なにより子供も大人もすごくいい笑顔してて、これがあるから私はしなキャンが好きなのかな。それぞれがいろいろな思いを語ってくれたなかで最後に話してくれた高3のSさんの涙をこらえながらの言葉や表情が忘れられない。きっとみんな同じなんだろうな。皆さんお疲れ様でした、そしてありがとうございました。
続々と感想が集まり、読みながらまた一人一人の表情を写真や映像で見返しています。
高校生の感想を読みながら、また改めて、こどもたちが、少しもあの羊学級のころとかわっていないことを感じました。
体験は何にも勝る。親も教師も頭では多分分かっていることでしょう。でもその体験を暖かく見守る大人たちがいたかどうかで、体験の意味が全く違ってくるのです。
出会いは、かけがえのない信頼があってこそある そう川田先生がおっしゃる意味が、5年以上たって「なるほど」と思えます。だから1年2年3年くらいで結果を語ることなんてできない。
農家の方々が、過去の歴史とこれからを思いながら、けして何かのせいにしたり、不平不満をぶつけることをしないのは、今の自分と遠い子どもたちの将来を考えて生きているからだと思いました。
子どもたちのまっすぐな目と偽りのない感想を大切に受け止めたいです。そして一緒に真剣に関わってくださっている大人の皆様に心から感謝申し上げます。