しなのキャンパス2016 主催者より
2016年しなのキャンパスが怒涛の勢いで終わりました。参加してくださったみなさま、本当にありがとうございました。
今回 佐久穂町から紙飛行機のサークルを主催されていらっしゃる清水幹雄さんをゲストとしてお招きする事ができました。
これも本当にいろいろなご縁によるものです。人と人のつながりの不思議さと大切さを感じ、ただ感謝の気持ちでいっぱいです。
たかが紙飛行機、されど紙飛行機です。子どもたちはみな、目を輝かせ歓声をあげながら、紙飛行機制作に取り組んでいました。
紙飛行機を創ることはできます。でもそれを飛ばすためには、ひとりひとりがパイロットにならなくてはならない事。なぜ飛行機は旋回するのか。紙飛行機にとって指先の湿気が命取りになる事。輪ゴムを動力にした場合、どういう事が起こるのか。あげていたらきりがないほど、たくさんのことを清水さんから教えていただきました。
スタッフをはじめ、大人たちも夢中になりました。でも、子どもたちの方がうまくいくのです。くやしくて、夕飯づくりは気合いを入れました。だから、こどもたちから、さすが大人チームだねと言われたときは、ちょっとうれしくなりました。
夜の会で、子どもたちが自分の素直な気持ちを書きました。ひとりひとり一生懸命取り組んでいる姿に実はとても感動したのです。
なんでもない事の連続の中で私たちは生きています。その一つ一つの事に、ちょっとだけ立ち止まって、大人も子どももただ笑いあったり、感動したり、確認しあったりできっる時間が、もしかしたらとても尊い事なのかな、と思います。しなのキャンパスがそんな時間であったらうれしいです。
写真などを通して、また振り返っていただけたら幸いです。
しなのキャンパス 副代表 北島 由美