( shinano campus members )

古いお友だちのたかちゃんと「美女と野獣」をみに行きました。
その帰り道の会話ですが、
たかちゃん「ねえ、王子様を野獣に変えた魔女っていったい誰だと思う？」
多恵「え？魔女？お城を守ってくれる神様みたいな。王子がこんな状態じゃあ、お国の人たち守れないと思って。こらしめたとか。その後ずっと、魔女は森で野獣のことを見守っていてくれたんだよね。」
たかちゃん「ねえ、よねもっちゃん、なんか、自分で薄っぺらいなあ。と自覚しながら言っていない？私はさあ、亡くなった王子様のお母さんだと思うんだよね。王子に幸せになってもらいたい、壊れた心をなおしてもらいたい。人を愛する心を見つけてもらいたい。って。お国の人たちの幸せは、お母さんにとっては、王子の幸せの先にあるっていうか。ないがしろにしている訳じゃないんだけど。まずはそこじゃないかと思ったんだ」
たかちゃんの言葉はなんだかあたたかく感じました。今のたかちゃんは、そういうふうに思う心の状態なんだなあ。と思いました。

職場で話しをしたら、結構みんな映画を見ていて、「魔女の正体は？」の話は皆さんそれぞれの考えがあるようでした。
そうやって、今の自分の状態を自由に映画に投影したり、はねかえってきたものを客観的に見ることも、なんとなくいいことだなあ。と思いました。