卒業式
tae | member, tae, 未分類14 3月 2014
3月1日は飯山高校の卒業式でした。
忘れないうちに、心が動いたことを書き留めておきたいと思い、すみません。メンバーズをお借りします。
●体育科の教室での担任の先生のお話し
「自分は学生時代、ずっとジャンプをやって来ました。先輩と後輩の関係で苦しんだり、大会で練習の成果が出なかったり、ほんとうに理不尽なことばかりで辞めたいと思うことばかりだった。高校時代、教室の片隅には、いつも花瓶に花が飾ってあった。その下には先生の字で『ここで咲け』と書いてあったんです。いつもそれを見て来ました。」
●送辞を読んでくれた原田くんの言葉
「先輩たちはいつも自分たちの姿でみせてくれました。でもそれを見る目がない僕たちだった」
原田くんのそんな言葉を聞きながら、彩の部活のことを思い出していました。
彩たちが先輩からテニス部を引き継いだ時、いろいろと部をまとめることに苦労している姿が見えました。「ねえ、どうして部活中に携帯いじっちゃいけないって言葉で言わなきゃやめないの?」「ねえ、どうして顧問の先生に廊下であったら挨拶して。って言わなきゃ挨拶しないの?」「うち、もっと部活に集中したい・・」家に帰って来てはいろいろと言っている時期がありました。ある時、彩が明るい顔で帰って来たことがありました。「あのね、今日、原田にうちら2年生3人が言われたんだ。僕は、少年野球とか中学の部活で部長をしてきました。だから、先輩たちが姿で教えてくれているのがよく分かるんです。でも、どんな細かいことでも、部のきまりにしないと分からない人もいるんです。当たり前のことを『きまり』にするのは嫌だっていう先輩たちの気持ちは分かります。だから、願いっていうか、こうしたいなっていうところを僕たちに示してくれませんか。って言うんだよ。うちさあ、書いてみるね。それで、挨拶とかもいつも以上に自分でもやる。」
高校3年間、誰にとっても平坦な道ではなかったなあ。と思いました。その道の延長線をまた歩いていく卒業生の姿をまぶしく感じました。
大きな扉をあけて、踏み出していくのですね。ビュービューの風受けながら。
貴也、もう一年がんばって来年再チャレンジすることになりました。
春が来るのはもう暫く先になりそうです。
さて今期、またまた役をいただいたので忙しくなりそうです。
まあ余計な心配しなくていいのかも知れませんね。
この受験で彼の自立を思いっきり感じました。
卒園式25日 今日こんな話しました。
「このさくら組の子供たちと一緒にいられるのもあと少しかあ。ほんと大変で何度も辞めようかと思った。でもその分だけ楽しかったなあ、多分一生忘れられないクラスだね。今度は年長さん受け持ってみたい。」
「辞めたい、自分には向いてない、早く結婚したい!」口癖のように言ってた23歳の主担任の先生
そう言われるたびに正直「そんないやならやめればいいじゃん」って言いたくなった。子供たちは全身で「先生大好き!」って言ってるのに、なんだか悲しくなった。
言葉でなく自分の行動姿で伝えられたらってずっと思っての毎日
でも結局私自身もたくさんのこと教えてもらったんだなあ
毎年この時期は子供たちがいっそう大きくなったように、輝いて見えます。
本当に。そしていろいろな思いが錯綜する時期です。