しなのキャンパス参加者の声
tae | member, tae, 未分類20 8月 2014
しなのキャンパスではたいへんお世話になりありがとうございました。
ブログをおかりして、参加して思ったことなど書いてみたいと思います。
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しなのキャンパスではたいへんお世話になりありがとうございました。
参加前、私は緊張していました。しなのキャンパスの仲間との関わりはとても濃いです。過去のしなキャンを振り返ると、表面的なお付合いではなく、突っ込んだ関わりをする中で、認めたくないような自分の中のエゴが見えたり、自分では気が付かなかったこだわりの部分を発見したり、ということがありました。今回は何が出てきても全て自分のことだから、ちゃんと受け入れよう。と心に決めて参加しました。
活動の中で、みなさんが撮った写真に触れさせていただく機会がありました。同じ景色を見ても、切り取る部分や感じ方はそれぞれ違うんだなあ。とわくわくする思いでした。そして、自分1人では発見できなかったたくさんの素敵なことを、みなさんから見せていただいて、それが合わさることのすごさを感じました。日常の生活や、特に職場で私は自分と違う考え方の人を受け入れることができず、それが私自身とても苦しいことでした。ところが、今回のしなキャンでは、自分が考え付かないことを見せていただいて、わくわくして、嬉しかったり、心が軽くなりました。
大人チームの活動でもコンピューターのことはチンプンカンプンの中、自分たちで文字をつくって写真を撮ったり、写真のコラージュをしたり、素材作りを一生懸命して、それを田中先生のお力をおかりして、パソコン上で一つの動く作品にしていただきました。平面上のものだったのが動くものになったこと!!やった~!!と感動しています。楽しかったです。
(自分が気が付かないことを誰かが気が付いてくださる。ということは、ほかの活動にも繋がることだと思いました。ごはんづくり一つにしても、自分が気が付かないゴミの部分を誰かがやってくださったり、右往左往している間に火がおきていたり・・・。その先に、おいしいごはんがありました。)
町田さんからたくさんのヒントをいただいたり、実際に町田さんの作品や過程を見せていただく中で、ものづくりに憧れを抱いています。実際に自分ができることはほんのわずかであっても、それは八方塞りということではない。常に道を探していけばどこかへ通じたり、出会いがあって、またどこかへ通じるのかもしれない。時々休んでも、続けることが大事かなあ、と感じ始めています。
大学生のみなさんの誰でも分け隔てなく接してくださるお人柄にも助けていただきました。
田中先生、由美先生、みなさん、お世話になりました。
しなのキャンパスの感想 米持彩
・昼ご飯と夜ご飯の火起こしができなくて悔しかった。
・ご飯を作る時とか、限られた道具や物の中で、自分たちで工夫して足りない物を補ってやれたので良かった。(物が完璧にそろっている状態じゃない方が、それを感じられて良いのかなと思った。
・今回のしなのキャンパスは、自分って何なんだろ?本当の自分ってどこにいるんだろ?って疑問を持って終わってしまった。私は高校3年間の部活で考え方とか人間が変わった気がする。もともと「自分」を表に出すのが苦手で、思ったことが言えないまま終わってしまうことだらけです。自分自身が変わったと思ってから初めてのしなのキャンパスで、本当の今の「自分」というのは自分でも良く分かってないけど、「自分」を出すことになぜか「不安」とか、「抵抗」があって、「今の自分は本当の自分じゃない。」「本当の自分はどこにいるんだろ?」「どこにいるときが本当の自分なんだろ?」って思ったまま、何もできなかった。小学生の頃は何でもなく言えてた事とか、できてた事とかが、全くできなくなっている事に気付きました。しなのキャンパスに限ってのことじゃないけど、いつでも、どこでも、誰にでも本当の「自分」でぶつかっていけるようになりたいと思った。
・次のしなのキャンパスでも、食事を作るのは火起こしからしたい
・足こぎボート(?)のレースがしたかった。
中野喜巳子さんより
今期、しなのキャンパスに参加させていただいてありがとうございました。キャンパスの初っぱな、学生の皆さんが苦労して火をおこし、飯ごうでご飯を炊いてくれました。そのご飯で皆さんと塩おむすびをこしらえました。一人一個のこの塩おむすびのなんとも言えない味わい、みんなの笑顔も見えて、おなかの底から「おいしい」ってわいてきました。おいしいって頭からじゃないんだなあと思いました。
雨の音、匂い、土や滑る苔・・・そんななか北竜湖周縁をみんなで散策しながら、町田さんの言葉、「出会い」を思いながら歩くと、一輪の花にも物語を思い、何か語っているようです。本当に、聴ける自分になりたいなと思いました。
学生さんたちの捉えたひとこま。どんな出会があったのか・・・。編集している姿もあり、みんなの出会いが繋がっていくところも感動でした。ちーちゃんが課題のレポートと向き合っている姿とも、学生さん同士、無言でちゃんと感じ合いながらいて、仲間ってなんていいんだろうと思いました。
それから、一人200円の夕食食材の買い物の時も、お店の方や仲間同士交渉してい姿もありました。一つのことやものに大切なことを見据えて、考えて行動する姿だと思いました。
どうして子どもたちって、こんなにも柔らかい尺度で、視点も拓かれていて、深い見方ができるのだろう?
今回も思いました。
しなのキャンパスでは、いつも子どもたちの姿から、気がつくと私自身、生活への問いをふっといただきます。今回も子どもたちの姿から哲学のような風が吹いて来るのをおもいました。それは、リトミックの時も感じるのです。普段、自分だけでは感じない風です。生涯、学習と思うこの頃、感じた問いを大切に学んで行きたいと思いました。
しなのキャンパスに、皆さんに、本当にありがとうございます。
先日は大変お世話になりありがとうございました。
私の感想もここに書かせていただきます。
以下
この2日間、なかなか普段体験することが出来ない、とても贅沢な時間を過ごさせていただきました。ありがとうございます。
今回参加させていただいて、まず一番感じたことは、少し足りないくらいで丁度いいのではないかということです。普段飽食の中にいて満たされ過ぎていると、みえないものがたくさんあるなーと思いました。
1日目のお昼は白いご飯に塩を付け海苔を巻いただけのおにぎり。中身は何も入ってないのに、このおにぎりの何と美味しいこと。一粒一粒噛みしめてよーく味わっていただきました。おにぎりってこんなに美味しいものだったとは!
夕方は夕食の買い出し。一人200円という限られた金額の中で大学生たちはよく考えていい買い物をしているなと感心することばかり。どんなメニューになるのだろう?と思っていたらこれまたびっくり!すごく工夫されていてしかも美味しい!おまけにチームワークもバッチリ。参りました。そんな大学生の姿をみていて普段の自分の買い物の無駄の多さや料理の工夫のなさを実感しました。
大学生たちが活躍している中、私はうどんを落とすという大失態の最中でした。(お騒がせしてすみませんでした。)それなのに仲間の皆さんは笑いの中、さり気なくカバーして下さりありがとうございます。ありのままの自分をさらけ出せるしなのキャンパスって素敵だなと思いました。
2日目の朝食のすいとん作りでは、スプーンがなくどうするのかな?と思ったら、フォーク2本で工夫され臨機応変に対応する姿もすごいなと思いました。これがないから出来ない、ではないのですよね。
今回もたくさんの気づきと学びをいただきました。ありがとうございます。ただ一つ残念だったのが、あいにくの天気で星空が見れなかったことです。来年は見られる事を期待してます。
最後になってしまいましたが、町田様には大変お忙しい中お世話になりありがとうございました。そして、かかわって下さった全ての方々にありがとうございます。たくさんの方々に支えられていることを実感しました。文化北竜館の方々にも大変よくしていただきました。来年もお世話になります。どうぞよろしくお願いいたします。
ありがとうございました。
しなのキャンパスの感想 吉越春香さんより
今回のしなのキャンパスは、再スタートの回でいろいろと自分なりに考えることがありました。
一つは、今後のしなのキャンパスをどのようなものにして行くのかと言うことです。田中先生に、次回からは君たちに任せるといわれたのでいろいろと考えていました。私にできることは、パントマイムで表現したりすることしか出来ないので、やっぱりパントマイムをみんなでやろうって今は思ってます。あと、ボートも今回出来なかったから、やりたいなぁー!
もう一つは、この年になって小2から小4の3年間の濃さが実感できたなってことです。今の自分の生きている環境から考えると、あのころは考えてることとか、見ている世界が狭かったと感じました。夏休みになって、周平と会う機会があって小学校時代の話をしていて、トウモロコシ作ったこととか、パントマイムしてたこととか、普通の小学生じゃ体験出来ないことさせてもらったよねって話してて、今の私を構成している要素の中心はあの3年間だったんじゃないかなって考えさせられました。
そう考えると、しなのキャンパスは私にとっては、自分の構成要素を外に発信して行く場所なんだと思います。今回、町田さんにいろいろとリアルタイムで発信していくための映像の作り方を教わったので、次回もそれを使いつつ、次世代にしなのキャンパスを広めていきたいと思います。