「小野寺の弟・小野寺の姉」をみてきました。
tae | member, tae7 11月 2014
よーし、今夜はぜんぶ休む!と思い、ずっと見たかった片桐はいりさんの「小野寺の弟・小野寺の姉」をみにいきました。
姉・弟の日常のお話。何か大事件が起こるわけではないのですが、終始、身体がほぐされていくというか、心に温かいもがポッポッと生まれるのを感じ、気が付くと・・ありがとう・・・と独り言を言っている自分にはっとしました。
人のためを思ってしていることが、却って相手を傷つけてしまうことがある・と知ったり・・・
自分自身が情けなくなって、弟には見られない場所で号泣したり・・・
自分自身のことは充分にケアできないのに、何をおいても弟のことを心配したり・・・
決して器用に生きられないけど、人っていいなあ。とじわじわーと感じました。
私は職場で何かあると、すぐブーブー文句言ったりするけれど、人はいろんなことを抱えていて
ちゃんと自分の中で処理をして乗り越えて行っているんだなあ。と思ったら、
あんなことも、こんな失敗も皆さんにフォローしていただきながら生きて来たことも思いました。
そのまま、独り暮らしを始めた彩のところに泊まりました。ちゃんと生活している様子を感じほっとしました。
朝、いつもと同じ時間に目が覚めてしまい、お弁当を作りました。こういうことも、ずいぶん子どもたちに恩着せがましく「やってやってる」と言ってきたけれど、私が自分の好きでやってただけだったんだ。と思ったり、相手がいることのありがたさをしみじみ感じています。