まとまらず、失礼します
tae | member, tae18 1月 2016
年末からバタバタしてしまい、初心の会にも参加出来なくなってしまったり、いろいろな面でご迷惑をかけたり、ご心配をかけてしまいました。本当にごめんなさい。また、皆さんから温かいお言葉を頂き、たくさん力をいただきました。本当にありがとうございました。
実家の父は悪性リンパ腫と戦うため、15日から抗がん剤の治療が始まりました。今のところ、副作用にひどく苦しむこともなく、ベッド上で地域の歴史をまとめる仕事をしています。
なんてことないことなのですが、じーちゃんと彩の他愛のないメールのやりとりをここに失礼します。
じーちゃん・10時から午後7時にすべての薬剤を点滴で取り込んだ、薬害は嘘のようになにもありません。心配かけました。
彩・良かったです。長い時間お疲れさまでした!ゆっくり休んでください!
私は昨日から、母性の実習が始まりました。初日にいきなりお産を見ました。「お母さん」って字の重みを感じました。1人の人がこの世に生まれてくるという場面に立ち会わせて頂けて、貴重な経験になりました。
じーちゃん・とても良い経験良かったね。じーちゃんの担当の看護師さんは、みどりのまあく(信大病院の1年生看護師さんは初心者マークをつけています)。しっかりやっているよ。彩も頑張れ☆
彩・今日、妊婦さんのご主人に安心して任せられるような人になってください。と言われました。ちゃんとした看護師になれるように頑張ります。じーちゃんも頑張ってください!
じーちゃんはいろんな人から力を頂いているんだ。と思い、本当にありがたいです。初心者マークの看護師さんにも彩の姿を重ねて元気をもらっています。
彩も私もいろいろな状況の中で他の人に力を頂きながら生かされていることを思い、ふーっとありがたい思いの中にいます。
病気がわかってから、もしかしたら、私は両親に親孝行の押し付けをしていたかもしれません。両親は七ケ巻の母の介護のことを大事に思っていて、私には居るべき場所でやるべきことをしてほしいと願っている。ただ、ことに自分の親の一大事だと思うと、私の身体が勝手に動いてしまうこともある。なんとも不思議な感じです。
多恵さんのブログを読ませていただいていて、多恵さんのお父さんのことと、亡くなった自分の父のこと、そして彩ちゃんと美幸のことが重なってみえました。
今から20数年前のことなのに、今でも父の入院中のことははっきり覚えてます。仕事が終わると毎日のように北信に行っていた私に父はいつも、「そんなに毎日来なくていい!」と口癖のように言っていた父。
でも後で、同じ病室の方が「あんなこと言っているけど、いつも、まだか、まだか、と楽しみに待っているんだよ!」と教えて下さいました。
きっと多恵さんのお父さまも、多恵さんや彩ちゃんに会えるのが何よりもうれしいことと思います。
ただ、くれぐれも無理はなさらないで下さいね。多恵さんが倒れてはそれこそ大変ですから・・・無理は禁物です!
お父さまが一日も早く良くなりますように!
いろんないざというとき、自分ができること、自分がすべきこと、迷わずできたらいいと思いますが、なかなかそうはいかないですよね。でも本音を言っていい人がいることが一番だと思っています。