姫路報告
yumi | member, yumi8 4月 2016
見えないところでささえてくださる願いがある
こぶし・木蓮・椿・梨・さくら・しゃくやく・すみれ‥花花花の四月です。何百年の間、風説に耐えて生きぬいてきた欅の老木が、さわれば色でもつきそうな若緑の芽をふいてくれるのもこの4月。虫・魚・鳥‥‥そして人間、入園、入学、進学、新就職のこどもや若者のいのちが最高に輝くのもこの4月です。まさに、いのちらんまんの月といえるでしょう。
でも、私たちは、このらんまんさにだけ、目を奪われていていいのでしょうか。ある5歳児のつぶやきを、保母先生が感動をもって記録してくださったものを思いだします。
ぼくの舌動け
というたときは
もう動いた後や
ぼくより先に
ぼくの舌動かすのは何や?
というのです。
地上に見えているところだけが、樹であるのではないのです。見えないところで、見えるところをささえ、あらしめているはたらきや願いがあり、その願いの中に、私も、いまここに、いかされているのです。
そして、この大いなる願いに、私たちを目覚めしめるために。この世にお出ましになったお釈迦さまが、ご誕生くださったのも、この4月だという事が。何ともありがたいではありませんか。
この東井先生の文をひしひしと感じて研修行ってきました。メンバースの支えは何より大きいと、改めて思う今日です。
見えないものを畏れうやまい、生かされている自分の今を見つめ、ただ生きる。今を生きる事。単純で難しいことです。
東井義雄先生、川田先生、のお姿に触れさせていただくたびに、何とも自分勝手な生意気な自分の姿が見えます。
1日1言を読むたびに・・・ほのぼのカレンダーを見るたびに・・・「謙虚であれ!」と言われているような・・・・・・
いかされている私。
たくさんの人やものに支えていただいている私がいます。
田中先生、由美先生、ゆかいな仲間の皆さんはもちろんのこと、本当にたくさんの方々に支えていただいている・・・・・
そう、玄関のパンジーにも!