七ケ巻婦人部
tae | member, tae15 2月 2017
ずーっと長い間、「めんどくさいおばちゃんの集まり」と思っていた婦人部の集まりが、だんだん私の中で大事な存在になって来ました。
金曜日の夜、みんなでセンター掃除をして、そのあと、ビールとか酎ハイとか囲みながら(昔はお茶だったけど)村人の安否確認のための情報交換。
〇〇ばあが入院中で留守だから雪下ろしどうしている、とか、〇〇じいの認知症進んだからそのつもりでとか、○○の心配事はどこへ相談する。とか・・・
以前は自分の家のことに話題が及ぶと「そっとしておいて」と思ったけれど、今は「私、昼間留守だからよろしくね! ほうじ茶いっぱい沸かしてあるから、じーちゃん、ばーちゃんとお茶飲んで行ってね。」と言えて気楽になりました。
今、七ケ巻のシェアハウスには外国人ゲストが20人くらい入替り立代わりいらっしゃる様子。シェアハウスの住人のMちゃんがいろいろと情報を教えてくれます。
オーナーのニックさんはあちこちの空き家を買っている様子。古い家を買ってはゲストハウスにしたり、ちょっとしたバーにしたり、そのうえ、志賀からリフトを持って来る手配もあると・・・。これ、すべて七ケ巻の中の話。ニックさんは七ケ巻が活性化して雇用が生まれるといいなあ。と思ってくれているとのこと。
Mちゃん「あとはコンビニだ!」というと、Tさんが「平林にあるじゃん!七ケ巻にはいらないよ。貯蔵野菜や米や備蓄品があるからね。そうやって暮らして来たんだよ。」と。Tさんの言葉は重みがある。贅沢とは遠いところで土と共に生きてきた人たちの生活がある、と思いました。
七ケ巻に留まって暮らしていくことは厳しい。もし、私が1人暮らしだったら、田畑の管理や豪雪とどうやって暮らしていけるだろう。七ケ巻には残された空き家問題がある。1軒5万~10万でも買ってもらえばその後の雪なんかの心配がいらない・・・そんな気持ちはわかる気がする・・・でも、ふるさとって・・・七ケ巻の人の本当の幸せって、望んでいることって何だろう・・・
私は、七ケ巻の人の温かさがいいなあと思います。来週は西のじーちゃんの誕生会、なぜか私たち若妻!!もお呼ばれです。
「七ケ巻これからどうなるの?」自然に声があがってくる。「区長さんや評議員さんたちもみんな賢い人たちだから安心だけどさ、私たちも村で何が起こっているかちゃんとわからないといけないね」冷静に物事をみよう!(努めよう)そんなことを確認しあった時間でした。
研修に行かせて頂いた後の東井浴子さんに言われた言葉が心に響きます。「村を豊かにするために、お母さんたちも学ぼう!」豊かさの意味を手探りしながらいます
人とのつながりが大事だと今更ながら思います。人とのつきあいも、大事にしなくちゃいけない順番があって、それを決めることがまたやっかいだけど大事なんだと思います。地域に生きるならば、地域のためのことを考え行動することはやっぱり大切ですよね。
来年度わたしも、公民館頑張ります。
私は、このごろいろんな場面で人から許されていることを感じてありがたいです。
職場では、どうしてもキリキリとしたムードが漂ってしまっています。許されている自分が人を許せないことがたくさんあります。そのたび落ちこみます。
でも、地域で、リトミックで、しなのキャンパスで、許され、ほっとできる。本当にありがたいことと思います。