たくさんの仲間と先生に支えられて
TAKA | member, taka5 6月 2011
昨夜、美幸の高校の担任だったH先生と、その保護者の飲み会がありました。
卒業後の子どもたちの様子を先生にお伝えしようと計画されたものでしたが、
40人中25人の参加者でした。中には岐阜から夫婦揃っての参加者もいて驚きました。
終始、子どもたちの今の様子の話で盛り上がり、どの保護者も「H先生には感謝してます、先生に足を向けて寝られません。」と、いってました。
全く私も同じ気持ちだと思いました・・・・・・
そのH先生が、「皆さんと子どもたちにお土産を持ってきました。」と、おっしゃって2枚のDVDをくださいました。
今日、早速拝見させていただきました。
入学式から始まって、お花見、クラスマッチ、学校祭、星の観察、普段の授業風景、修学旅行、卒業式と、ありとあらゆる3年間の高校生活の様子をまとめたものでした。
そこには、学校祭の非公開映像や、普段私たちが見ることがなかなかできない子どもたちの様子が写しだされてました。
この3年間でこんなにも子どもたちの顔つきや表情が変わるものかとびっくりしました。
特に合唱祭とクラスマッチは1年と3年では全然違い、クラスの雰囲気、団結力がどんどん高まっていくのが感じられました。
それにしても、このDVD作製、かなり大変だったのだろうなー。
H先生ただでさえもお忙しいのに、寝る時間を削って作ってくださったのだろうなーと思ったら、胸がいっぱいになり涙があふれ・・・・・・・
受験の時もH先生の娘さんも受験生だったのに、クラスの子どもたちのことに一生懸命で、娘さんのことはほとんど奥さんに任せっきりだったと後で知りました。
ああーなんと申し上げたらいいのか、頭が下がる思いでいっぱいです。
こんなH先生のクラスだから、クラスがまとまり、仲間とともに受験に臨めたのだろう。
美幸は今でも、「私が今こうして大学に通えるのは、友だちや、先生のおかげだど思っている。」と、言っています。
本当にその通りだと・・・・・・
たくさんの仲間と先生に支えられた3年間でした。だからこそ辛くて苦しい時期も乗り越えられたのだと・・・・・・
DVDの最後に先生のメッセージがのせられていました。
以下
嬉しいときは一緒に喜んで
悲しいときは一緒に泣いて
辛いときは一緒に支えあって
この仲間がいたから
最高の高校生活を送れた
それぞれの道でみんなが輝くことを願ってます
みんな本当に
ありがとう
昨日、野球の練習試合を観ていたら、あるお母さんが寄ってきて
Tさん「うちのYがさあ、生意気なんだけど、翔くんに、言いたいことがあるんだったら、言えよ。言っちまえよ。って言ったんだって言ってたよ。それでね、私、思うに、おかあさんも一緒だよ。言いたいこと言っていいんだよ。」
私・・・「本当はさあ。私、野球部のお母さんたち、こわかったんだ。私、野球のことよく分からないし・・・硬式でバリバリやってきたお母さんたち、すごいなって思う反面。こわかった」
Tさんは硬式でバリバリやってきたお母さんです。
私「最初のころは、1年生の親の中に、みんなで学校に文句言いましょう。なんて動きもあったりして、ヤダかったんだあ。文句ないのに、文句言えないよ。って思ってた。今はそういうの、自然になくなったんだね。こどもにとって必要なこととか、大切なことだけが残っていくんだね・・・・」
そんな話しをしながら、心のバリアが少し溶けていく気がしました。距離が近くなったのを感じる人がいる、その一方で、正直なところ水星と冥王星くらいの距離になっちゃったって感じる人もいるけれど・・・・
保護者会でも、自分はこれでいいのかな・・・・というところでお付き合いできる人がいることは幸せです。
私が、「やだ事」を、遠まわしに言うのではなく、ストレートに「やだ」と言うことが出来る人が、しなのキャンパスの外でみつけたとき・・・・・
どれだけ、メンバーズのみなさんに甘えてきていることか・・・あらためて分かりました。
美幸のクラス、1年生の時は、「このクラス大丈夫?」と心配するくらい、てんでばらばらで、一致団結とは程遠いように思えたけれど、2年生のころからだんだんとみんなで協力し合うような姿がみられ・・・・・・
今思えば、そんなころから親と先生の飲み会が増えだしたように思えます。
そして、親どうしもだんだん仲良くなり・・・・・
また1年後、報告をかねて、飲み会をすることになりました。
(もちろん、幹事も決まってます。)