学びのある教室

yumi | member, yumi
7 6月 2011

道徳の授業だった。その前の時間は国語。毎時間の授業が行われているけれど、そこにちゃんと本音で語る学びがあった。

子どもたちが進める授業。久しぶりに見た。誰かがみているとか、研究授業だからとかではなく、毎日の生活の中に、変わらない連続の中にのびのびと育っているこどもたちの姿があった。

思わず「そうなんだよ!」と言いたくなった。私も同じ。教科の勉強をしているかもしれないけれど、根っこにあるものはみんな同じなんだと確信。人とちがうところは変なんじゃなく、とても大切なところだと気付く事。それを大切にできたら、もっともっと柔軟で柔らかな発想になる。色々な人やものや事に支えられている事に気付く事になる。「ありがとう」が自然に口からでてくる。自分の思いを伝えられるようになる。人の話が聴けるようになる。そういうクラスができていく。

今年度後半から最上級生として児童会をになう子どもたち。やっと見る事ができます。田中学級の子どもたちが学校を動かす姿を。何年来の私の夢。

深呼吸したら、胸いっぱいおいしい空気入ってきた感じ。

6 Comments

  1. kazu より:

    しかし,5年生の国語難しすぎる。
    教えられねーぞ。算数も困ったなあ。
    真嶋先生,「今日はありがとうございました。また,北島先生にリトミック予約しちゃいましたー!」満面の笑顔で帰り際に言っていました。

  2. tae より:

    本当に本当におつかれさまです。
    ブログで拝見させていただけること、本当にうれしくて。
    ありがとうございます。

    土曜日の朝、おもしろいTVをやってました。
    ところどころしか見ていないので、はなはだ怪しいですが・・・

    ある日本人の若いアーティストがルワンダを訪ねます。
    人と交わることが苦手という彼女は、絵を描くことを
    自分を表現することとしていました。

    ルワンダは、内戦の影響で、未だこどもたちへの教育制度が整わず、貧しくて学校に行けないこどもがたくさんいるそうです。

    彼女は、あるNPOでやっている学校を訪ねました。代表の先生は、プロのダンサー、そこに、こどもたちがやってきました。
    まずは、自己紹介から。先生が、ダンスで自己紹介します。そのあと、ある一定のリズムに自分なりの言葉をのせながら、こどもたちの自己紹介が始まって・・・

    おおお、リトミック!!と思いました。

    みる場面、みる場面、だんだんと市川で、先生にお世話になった3年間に重なってくることがあるのでした。

    日本人アーティストとの関わりの中で、好きな色の話しをする場面がありました。

    ” I like yellow, because it is the color of sun . ”

    太陽の色だから、黄色が好き。と答えた女の子がいました。
    本当に、ささやかなことかもしれませんが、because ・・・に妙にひっかかりを感じました。

    なぜそうなのか・・・・どんなところがそうなのか・・・・
    自分はどうなのか・・・・

    そういえば・・・中牧先生が「どうして、小野寺さんと藤田さんじゃなきゃ、だめなの?」と、こどもたちに問われたことも思い出しました。

    自分と向き合うこと・・・・このところ、自分の本音と向き合うことにいつの間にか躊躇していました。ブログを拝見しながら、また、自分探しの旅への一歩を踏み出そう・・・勇気出てきました。

    田中先生、由美先生、本当にお疲れ様です。
    田中先生、由美先生のお仕事がスムーズにいくために、雑務がありましたら、振ってくださいね。

    p.s.真っ黒高校生の会話

    か: そういえばさあ、小学校のころ、真嶋先生のダメだし、きつかったあ。

    真嶋先生は、児童会の顧問をしていらっしゃいました。

    あ: そうそう、マT(真嶋先生)、これでいいの?ここで諦めるの?って真剣に翔に詰め寄っているのをみたことあるよ。

    か: うん。きつかったけど、最後までやらせてくれたねえ。

  3. mika より:

    最近ずっと奈央表情が暗くて気になっていました。先週一緒にお風呂に入りながらどんどん出てくる話

    陸上部の先輩に帰りがけ「死ね」と言われて挨拶もしてくれないこと
    最近二年生の靴や物がなくなることが続いて学年集会を開いたり、ついに二年生の教室は鍵がかけられてしまったこと
     
    ある先生に授業である男子が冗談を言ったら突然胸ぐらつかまれて廊下にひきずりだされ、「おまえもどうせおれのこと訴えるんだろ」  前に教育委員会に他の母から電話があったらしい  それ以来まったく静かで反応がない授業になってしまったこと

    佐藤学先生が2、3年生を心配してた。わからない子が「わからない」って言えなくてずっと下向いて黙ってる。
    先生にとって都合いいい生徒を育ててはいけないって。

    最近母親たちの顔がどうしても成績の鬼の顔になってるようで、そう見えてしかたがなかった。自分にとって都合のいい子供にしたいのは私たち母親なんだって。
    「死ね」と奈央が言われたのは自分が言われるより悲しかった

    でも「3,4年生の時に田中先生にみっちり鍛えられてるからさあ、乗り越えられる」 最後に奈央がいってました。
    「そうだよね。」

    そんな時に由美先生に教えていただいた本の著者 なかがわちひろ
    私と奈央が大好きで小学校時代に一緒に寝る前に読んでました。そのなかで一番私が大好きな本「しらぎくさんのどんぐりパン」を読み返しました。
    いつもどこかでおおきな流れのなかで守ってくれる、いつもかわらずに・・・だから生きていける。

    今日の保育園での1場面
    おもちゃをとられて泣いてるG君をそっと遠くから見ていたS君
    「Gちゃん、おれのかしてやるよ」 やんちゃで言うこときかないっていつも問題児あつかいされているS君 こどもはやっぱり天使だ  なんだか胸があつくなって「Sちゃんありがとね」って抱きしめちゃいました。
    私もこんな天使たちに守られているだなあ 

  4. kazu より:

    でも「3,4年生の時に田中先生にみっちり鍛えられてるからさあ、乗り越えられる」 最後に奈央がいってました。

    これって親の方で誘導したんじゃない?…。
    そもそも中学2年がいつまで小学校の中学年の頃のこといいますかっ

    俺はぐちぐち言うだけの教師だったから

  5. mika より:

    誘導というよりいつも奈央は近くにいて感じてるんだと思います。「今日中野リトミックでさあ、こんなことしたよ」「たか君やとも君達がさあ・・」そんな会話のなかで。
    中垣先生の講演会遅くなったら、奈央がお米といでくれてた。
    初心の会は洗濯物たたんだり、食器を洗ってくれてあった。

    先日の陸上大会の帰りの車のなかでの会話
    奈央 「ほんと中学になったらゆっくりなにもしない休みの日ってないよ、今思えば小学校って気楽だったな。」

    りんちゃん 「そうだよね。でもうちは早く卒業したかった、クラスも先生もだいきらいだったからさあ。」

    な 「中学の先生だってきれいごとばっかりじゃん」

    り 「でもほんとK先生嫌いだった、勉強できる子や自分の言うこときく子だけひいきしてさあ。そうじゃない子はほっとかれて・・小学校時代の先生で好きなのは田中先生と北島先生だけだ。」    

    ぐじぐじ言われながら本気になったリトミッククラブ。短い期間だったけど、りんちゃんのお母さんがびっくりしてました、「あんなに生き生きしてるりん、始めて見た!」って。

    なにかものさしみたいなものが心のなかにいつもあって、ふっとした時にそれがでてくるような気がします。
     

  6. yumi より:

    私はいつもちょこっとおいしいとこどりだけです。
    毎日の生活の中で、クラスをつくっていく事がどれだけすごいことか、改めて思います。リトミッククラブだって、田中先生のぐちぐちがなかったら成り立たない。

    子どもたちは、きっともっとずっと大きくならないと素直に田中先生と話さないでしょうね。多分ずっとライバル視というか、否定的媒介のようにして「なにくそ!」って生きてるんだと思います。

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