Mちゃん

yumi | member, yumi
17 6月 2011

レッスンに来なくなった。

先週のレッスン前の電話「Mが行きたくないというんです。理由はG君が大きな声出した時、怖かったらしく。リトミックそのものは嫌いと言う事じゃないんです。家で、かばん開いたりして自分でやっているので。」

皆さんなら、こう言う親に何をどのように話しますか?

6 Comments

  1. mika より:

    G君が大きい声だしたから・・・これはG君のほんの一部分でしかない、でもそれがすべてになってしまっている。
    しかもそれってMちゃんのお母さんの思いじゃないの?って気がします。

    以前「Yちゃんが家の子ばかりひっかいたり、かみついたり・・」という理由で保育園や親に不満を言ってやめた子がいました。普通に遊んでいた、それだけかかわりがあったから喧嘩もあった、やめた子も友達をたたいたりもあったし結局お互い様なのに。
    自分の子しか見えない、悪いことは人のせいになってしまう・・・ 一生子供をかばっていくなんてできないのに。
    毎日そんな見えない不安にかられることが多くて、どんな話を親としていったらいいのか・・先生たちも一番悩むところです。

    人間はそう簡単に変われない、その人のどこを見るか・・・「カラマゾフの兄弟」のような作品が読み次がれてきたんですね。

    リトミックが嫌いじゃないならぜひ続けてほしい、G君もMちゃんもいてくれるからできる、楽しいリトミックなんだってことは伝えたいです。

  2. kazu より:

    これは,素晴らしい「問い」ですね。
    ぜひ,皆さんのご意見を聞きたいものです。
    ただし,一般論や抽象論は困る。正当論も困る。
    久しぶりにヒットした話題ですね。

  3. TAKA より:

    Mちゃんのお母さん、何か困ったことがおこると、いつもそれを他の人や物のせいにしてしまっているのではないかと思いました。
    今回はたまたまG君のせいにしたけれど・・・・
    しかも、本人はそのことに気づいていないのでは?

    なぜそう思ったか?

    私がそうだったから・・・・・

    以前、田中先生や由美先生に言われたことがありました。「いつも言い訳している!」と。

    そのあと、「でも」 「だって」 を連発している自分の姿がみえてきて・・・・しかも、子どもたちにまで感染していた事実を知り・・・・
    後頭部を思いっきり殴られたよりも強い衝撃を受け・・・
    このままではいけないと悪戦苦闘し・・・
    あれ以来我が家では「でも」「だって」は禁句。
    今でも、まだまだ言い訳している自分の姿が時々みえてくることがあり・・・・・

    このブログをみさせていただき、さらに身がひきしまる思いです。

    どうかMちゃんのお母さんが早くそのことに気づいてほしい。
    子どもに感染し重症化する前に・・・・・

  4. tae より:

    私は、いつもどうしようもない矛盾の中にいます。

    私は、保育園のころ、よく脱走して家へ帰ったり、登園拒否をしました。お昼寝が出来なくて暇すぎたり、右と左が分からなくて、ダンスのとき、どうやっても右回り、左回りが出来くて、保育園に行かなくなったり。登園拒否中、近所のMちゃんやピアノの先生に遊んでもらいながら、右は、ド・レ・ミを1,2,3,って弾くんじゃないかなあ。左はド・レミを5,4,3って弾くんだ!と大発見して嬉しかったのを覚えています。でも、それまで、いったい何日家にいたのかは分かりません。

    そんな自分が母親になって、今度は自分のこどもが園児になったとき、枠からはみ出すことに耐えられない自分がいました。その一方で、こういう子がいてもいいんだよ。自分がそうだったじゃない。って思っている自分がいて、両面ある自分との葛藤の中で、こどもに八つ当たりをしていました。

    彩は、ものすごい頑固園児でした。あるとき、私が迎えに行くと、先生がものすごい勢いで彩を叱り始めました。右手をつかんで、その声はどんどん大きくなっていく。彩は謝らず、ただ頑なに手を振り払おうとしていた。何が起こっているのか分からず、悲しくなって、私が涙がこぼれてしまうと、彩は、もう片方の手で私をさわって「お母さん、大丈夫?」と言いました。先生は、「保育園で彩ちゃんがどんなに頑固かお母さんに見てもらいたかった」と言いました。

    こどもが小さいころ、ずーっと心の底で思っていたことは、「このこは、自分のことをおいておいて、どうしてここまで、母親を許してくれるんだろう。」ということでしたが、その気持ちに何故か蓋をしていたような気がします。

    私は、嫁としてどうだ。とか、他の子に比べて、うちの子はどうだ。というところに居ました。自分からかけ離れた「こうあるべき姿」に沿おうとしていました。だけれども、あのとき彩は、ただ単純に自分自身が大事と思うことを大事にしたい。と思っていたのだと思います。

    保育園の頃のこと、掘っていくと、何年たってもどうしようもなくつらいです。もっと掘れれば・・・と思うのですが、今のところ、これが精一杯です。

    Mちゃん、素直になれないお母さんをかばっているのではないかなあ。と勝手に感じています。

    Mちゃんにとって、かけがえのないお母さん。だから、自分をもっと大切にしませんか?何か、不都合なことがあったとき、「自分のせいだ。自分が悪いから・・・」その一方で「わたしだって、がんばっているんだよ。」・・・・ということはないでしょうか。・・・私は、まだまだあるのですが・・

    こどもたちが小学校2年生のとき、「そのまんまでいいんだよ」と言われたそのことに、どんなに私自身が救われたことか。
    お母さんだけではなくて、Mちゃんの幸せを願っている人が周りにいる。

    リトミックで学ばせていただいていることは、目の前の子どもに最善のことを考え、実行されている先生方のチームの姿です。この前、英語の絵本を読ませていただいて、そのことが胸にしみました。私が下手くそでごめんなさい。ではなくて、下手くそでも、目の前にこどもたちがいる以上、なんとかしなければならない状況が出てくる。それは、誰かがダメとかじゃなくて、目の前に居る人のためのこと。本当にありがたいと思いました。

    私は、こどもが小さいころ、なかなか人を信じることが出来なかった。私は、人を信じていいんだよ。ということをいただいた。
    だから、Mちゃん、どうかリトミックをとにかく、続けてほしいです。どうしても、お母さん自身が頑なだと感じるときは、いっしょにいなくても、由美先生に委ねてMちゃんだけレッスンをお願いすることはだめですか?
    ふっとしたときに、Mちゃんのお母さんの肩の荷物、ものすごく軽くなっているのを感じる瞬間があるのではないかと思うんです。

    p.s.
    土曜日のリトミックのとき、たかくんと、ともくんが、両方向からダブルダッチの縄を通り抜けた。まわしていて、なにがおこったのか分からずにいました。リトミックではミラクルがおこります。

    ~・~・~・~
    由美先生、すみません。本当にあつかましいお願いなのですが。今度また、もし時間があまったとき、絵本やらせていただいても良いですか?
    今度は、うんとシンプルにやってみたいのですが・・・。ダメダメのなか、一歩、なんとか踏み出せたら・・・・と。

  5. yumi より:

    いつでもやってください。
    先日の中野は時間配分上手くいかずごめんなさい。
    今週末は必ず入れましょう。

  6. tae より:

    本当に本当にお世話になります。
    なぜでしょう・・・。ブログ書きながら、涙も鼻水も止まらなくて・・・どうしようもないです・・・へなちょこです・・・

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