講師会で

yumi | member, yumi
4 11月 2011

5時まで続いた講師会の最後に出されたたくさんの話題を、無駄にしたくないと思います。

K保育園の年長児のレッスンがなかなか思うようにいかないこと。ゆきえ先生が悩みを語り始めました。「あの年長さんに、あと数回で私たちは何を伝えたらいいんでしょう。」つまり月2回ただ行っているだけで、園との話し合いもないところでは定着する事が少ない事。しかも、注意を引くためにわざとそろわないようにやる子が、一生懸命な子の意欲をなくさせていること。音楽で感じてほしいのに、音楽以外の部分でほぼ時間を取られてしまう事。かおり先生と2人、色々な事をやってみてもなかなかうまくいかないとのこと。

でも、以前T先生が、あの地域は家庭的にも問題あるから、と眉をひそめて話したのとは対照的に、2人とも、わざと君たちのいいところをたくさん話しだし、自分がうまくひろえないからです という。どんな事をやったらいいのかと。彼らに卒園までに、なにを伝えたらいいのでしょうと。

彼らがそうするのは、もちろん理由がある。多分家でも、園でもおこられたり、無視されたりしているのでしょう。その彼らが、注意を引く事ばかりする。リトミックでは存在を認めてもらえているからきっといろいろするのだろう。まずそこからスタートしてほしい。でも好きにさせるばかりじゃない事を、ルールが生まれて心地よい事をなんとか彼らにわかってほしい。我慢するんじゃなく、友だちと会わせる、気持ちをそろえる大切さ。そこまでいくのには、やはり自分が大切にされている実感を持ってほしい。カリキュラムや、年長としての段階は無視していい。あのクラスでリトミックをやって楽しかったという瞬間を創っていくための指導案を考えて。

12月の小市行ってみる予定です。

さらに由紀恵先生が東信の講師会に出たとき、フェスティバルに関わる事に関して先生方がかなりやらされ感があることを話してくれました。そして夜以下のメールが来ました。

今日は、ありがとうございました。
リトフェスの事について、お伝えするの忘れないうちにメールさせていただきます。
先日東信の講師会にいた先生たちには「リトフェスは支局のイベントだから、全員で協力してやるのだ」というお話はしたのですが、ではどうして支局でイベントをやるのかというと、長野県にリトミックを普及させる為で、教室を開いている皆さんの為でもあるし、先生達は色々な所にかけあったりしてリトミックに触れていない人達に宣伝をしてくれているのだという話をしなかったので、もしかして支局の交流の為と捉えてしまってはいないかとふと思っています。
「リトミック普及のため」というリトフェスの意義の感覚と、「そのために先生達は多方面に宣伝してくれている」という事実が皆さんに浸透していないように感じられます。
皆で同じだけの熱を持って動くことはできなくても、本来のリトフェスの意義を皆さんの頭の片隅にでも共有できればきっといいなぁと思うので、私もまた話せる時があったらお話したいと思いますが、先生がもし今後会員の皆さまにお話される機会がありましたら、今までも散々お伝えになってきた事だと思いますが、リトフェスはリトミック普及のため、会員の皆さんのためだという事と、やってくれている人はその為に宣伝して下さっているという事をぜひお話していただければと感じています。

長文失礼致しました。返信いりませんので

 

これを読んで、まだまだ私はチーフとしての仕事をしていないと思いました。やっぱり一生懸命の人が馬鹿を見るようではだめです。一生懸命の由紀恵先生 香織先生のがんばりに答える事をしなくては。

 

 

4 Comments

  1. tae より:

    昨日は、本当にありがとうございました。
    先生方のお姿を読ませていただく中で、胸がいっぱいになりながら、私は、徹底的に自分の我と向き合わなければならない。と思いました。

    大切なのは、こどもたちのこと。こどもたちから出てくることをいただいていくこと。

    リトミックは生活です。
    車の運転ひとつにしても、前の車との距離、交差点を曲がる速度、後続車のこと・・・
    普段の生活のなかのふとしした事、ふとした時に目を向けて。

    彩が夜、テニスのレッスンを受けているのですが、その、限界まで気持ちを集中させて向かうこと。そして、その後の解放感がリトミックをしていたときの感覚と似ていることを言っていました。そして、その感覚を自分は求めていることを言っていました。

  2. kin より:

    昨日は、リトミックとその後の北長野でも本当にありがとうございました。
    あいじゅ君達の縄跳びも、リトミックだとまた凄いなと思いました。縄跳びしながら縄跳び跳んだり、縄を飛び越える位置も色々に違えて、なんだか協奏曲見ているようでした。びっくりしました。
    多恵さんの英語も本当にありがとうございます。英語を動きながら・・・身体の感覚を感じながら学習するということ、今までなくて、私、本当に新鮮で、音楽のリズムの速さで聴いたり、発したりすることも新鮮で嬉しくて、そのこともびっくり覚えていました。
    ゆきえ先生と子ども達のリトミック、感情やイメージも身体であらわすと・・・本当に一人一人違って、微妙で表現の機微にもびっくりしました。
    子ども達の今を本当に大切にしているリトミック、お手伝いのおの字にもなっていず、失敗ばかりで申し訳なく思いながら、私のようなものも動かせていただけること、本当に本当に感謝でいっぱいです。
    生活の中で、前の人、後ろの人、気配を感じないでぶつかりそうになったり、調和を破るような雑音を突然たててしまったり、リトミックの学習を生かせるように、生活の動きの意識も変えていきたいです。
    本当にありがとうございます。

  3. TAKA より:

    柳原のリトミック、そして今日の中野のリトミックとお世話になりました。
    ありがとうございます。

    あいじゅ君とたか君、どこか似た感覚をもっているなーと思っていましたが、今日、たか君が縄跳びをとんでいる姿をみて、やっぱり! と思いました。
    すごい感性というかセンスがいいというか・・・・・
    切り紙もまたすばらしい!
    想像力豊かで!
    きっとたか君のお母さん、あの作品を玄関に飾ってくれたことでしょう。
    なんだか想像するとうれしくなります。

    それぞれの子どもたちのいいところ、キラキラがたくさんみられるリトミック。
    いや、いいところを引き出させてくれるリトミック。
    北長野での先生方の一生懸命話し合われているお姿、多恵さんが英語の音楽にあわせてツイストされているお姿がふとおもい浮かびました。

  4. tae より:

    金曜日、由美先生がリトミックフェスティバルについて会員の皆さん向けの通信を出したらどうかなあ・・とお話をされて、そのすぐ後には原稿が出来ていました。
    先生方の想いに寄り添い、支え、答えられていく由美先生。
     感動しています。

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