土曜日
yumi | 未分類28 11月 2011
スカイツリーを間近に、ホテルを出て江戸川総合文化センターへ。
こども音楽コンクール関東大会。新潟、長野、静岡、山梨の4県の音楽コンクール優秀校の演奏だが、合唱は長野県があらかたを占めていた。県によって声の色が違う気がした。声がいいとはどういう事なのかを思う。つくられた作為のある声や歌い方は、私は好きではない。小井川小学校の最近を知っているから、自然と引き込まれる。私は紀代美ちゃんの立ち位置が大好きだ。技術云々の前に、歌いたい、気持ちを伝えたいがちゃんと座っているから。こどもたちがそれぞれに自分の表現で伝えようとしている姿を見ていたら、涙が止まらなくなる。
中学校の演奏は聞かず、新小岩から電車に飛び乗り、こだまで静岡へ。昨日小さく見えた富士山が突如眼前にどんとあらわれ、うわっと思った。移動中パソコンで仕事ができるってすごく便利。得した気分。
スペックという静岡芸術劇場は環境もすばらしく、そこで働く人たちもなんだかとてもすてきだ。些細な事にかなりの好印象。
舞台は、ギリシャ悲劇なのに笑える場面があちこちあり、その理由を、なぜそうなのか考えてみた。小野寺さんは、何でも一面だけみる事を嫌う。反対を好むと言ってもいい。そのくせ、たった一つのことにこだわりがあり、その積み重ねが結果として登場人物の表裏上下がくるくる変わっていくような感じがする。だからあれ?結局何なの?という迷路を歩いたような、でも実はただのまっすぐな暗い道をたどったような そんな気分になる。
アフタートークでダンサーの首藤さんが言っていた事、小野寺さんが語った事、いちいち納得できた。小野寺さんが舞台で演出している作業は、田中先生が教室でこどもたちとやろうとしている事に酷似していると言う事。詳しくはまたのお楽しみ。
ももちゃんは、相変わらずその時出会う人たちを尊敬し、自分の力としている。動きはますます洗練されてきた。森川さんはダントツすばらしい表現だった。
ひかりに飛び乗り、東京駅でしばし試食をして弁当を買い、あさまにのって長野着が10:19 日曜日の6時間講習の内容はすべて出来上がっていたので(いい仕事ぶり)それをプリントアウトして寝た。
小野寺さん頑張っているんですね
今朝方救急車でお袋病院へ
初めて救急車乗りました