涙があふれて・・・

TAKA | member, taka
29 11月 2016

今日、うちの病院の奥さん先生が亡くなられました。

入院したままついに家に戻ることは出来ませんでした。

認知症の症状があらわれてからも、独身の頃からずーとお世話になっていたからか、私の名前は忘れないでいて下さった奥さん先生。それだけでなくいつも「こんなに遅くなって大丈夫?家に帰れる?」なんて心配して下さった奥さん先生。

 

午後から予約の患者さんをお断りし、片付けや掃除をし、最後に寝ていただくであろう布団を敷いて白いシーツをかけて帰って来ました。

帰り道、涙が溢れて前がよく見えなくて・・・お風呂に入っても、こうしてブログを書いてても涙が止まらなくて・・・

なんだかもの凄くさみしいです。

でもきっと一番さみしいのは大先生なんだろうな。大先生の後ろ姿、もの凄く小さく小さく見えました。

 

 

 

 

 

5 Comments

  1. tae より:

    何も言えないのですが、ただ、御冥福をお祈りいたします。

  2. yumi より:

    今年は色々なところで大切な人たちが亡くなりました。人が死ぬ事はどうしようもない事だけれど、残された人たちの覚悟は半端ないことですね。今をただ必死で生きるだけです。

  3. tae より:

    書いたり消し、書いたり消ししながら、結局なにもかけなくてごめんなさい。たかよさんもたいへんな中と思います。気をつけてね。

    実家の父にまた別のがんが見つかりました。今回は父も母も私たちも、表面上はそんなに慌てず状況を受け入れているように見えました。
    でも、おととい、父の大切な友人のお別れ会で父が大酒を飲んで帰ってきたそうです。私たちは父を失うことに対しての恐怖があります。父は父で友人への想いや自分のことへの恐怖とたたかっているんだ。と思いました。
    さっき、「長ネギも菜っ葉も凍みちまうから取りに来れるか?」と、畑の父から電話がかかってきました。今日も新しい一日が始まっています。

  4. TAKA より:

    告別式は土曜日になりました。

    精一杯、今、私に出来ることさせていただこうと思います。

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