前期試験
yumi | member, yumi3 2月 2011
緊張の一日、ご苦労様。
翔君の体調はいかがでしたか?今日は長野は気持ちよく晴れました。皆どーんとむかったことでしょう。親の方が肩こってたりして‥。
どういう結果でも、そこにはちゃんと道があるってことを知ったから、それから、また嬉しい事も悲しい事もちゃんと半分ずつあるってことも知っているから、だからきっと空を仰ぐ余裕もきっとあったよね!
入試は結果じゃないし、ずっと続く将来の一通過点。神様は、どんなサプライズ用意してくれるんだろう、って楽しみにしています。
心が温かくなります。本当にありがとうございます。
こどもたち、がんばりました。
翔、指は腫れているものの、実技試験を免除してもらうのは、嫌だと言いました。湿布を貼った手で試験に臨むのは面接官に失礼だからと、湿布をとって行きました。帰宅後、学校への電話で「頑張りました。飯山高校で野球やりたいです。」と言っていました。そして、いつの間にか彩と翔、頭を突き合わせてうたた寝してました。
私は、翔の怪我以来、情けないことに自分が崩れ落ちていくのが分かりました。理想や、理性や、きれいごととは、まるっきり別のところに生の自分の姿がありました。
受験おばけの前で、ひたすら心配することしか出来ない私の行動の一部始終はひとりよがりで、かっこわるくて、どうしようもなくみっともなく、これが生身の私なんだと思いました。
そんな中、受験のことばかりに固まらない状況をいただきました。昨日は、青空のもと、野沢温泉の自然のなかで、深呼吸しました。
そして、やってみようと思うことも出てきました。
こんな自分の姿を出来るだけ、ありのまま客観的に観察してみよう。こんなとき、こんなふうに自分の気持ちが動いたことや、行動も含めて。そこから少しでも成長出来ることを祈りながら。
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受験やその他のイライラが、こどもたちを蝕んでいます。翔の突き指もそんな中から生まれてきたものだと思います。でも、イライラのはけ口を人を傷つけるようなことに向けては絶対にいけないのです。・・・苦しかったです・・・でも、翔の本意とすることは何か。と思ったときに、蹴った子を責めることではないということに、やっとたどりつきました。もし、その子の心が動いて、心が痛いならば、手が痛い翔とおあいこだ。お互いに頑張れる。と思いました。今は、ただ一生懸命、こどもの心が救われること、自分の心が鎮まることを祈りながらいます。
これも、神様からいただいたサプライズです。
私は、まだまだ入口です。
~・~ 面接編 ~・~
女子の話は、ギャーギャーしていて、さっぱり内容が分かりません。
帰り道、彩とAちゃんの会話
彩「面接官の人、あんまりうなずいたり、こっち向いてくれなくて、ちゃんと聞いてるかなあ。って心配になったけど、そのうち壁みたいになって、自分が言ったことが自分に返ってきて、自分と話してるみたいになって」
Aちゃん「聞いてないようで、たまにチラって見てくれると、聞いてたんだってちょっと嬉しくなったよ。志願理由書を具体的に説明してください。って言われて、なぜだか分からないけど、焦ったんだよ。」
飯山高校の面接で、漢字一文字をみせられて、それについて1分間で自分の考えを述べてください。ということをしたそうです。考える時間は90秒、終了10秒前には、「チ―ン」とベルを鳴らされたそうです。
普通科は、「学」という字だったそうです。
「やった。もらった。って思ったでしょ?」と言うと、女子軍団、一斉にジロッ。
体育科は、「涙」だそうです。以下本人による再現
野球の試合でエラーしたり、勉強で失敗したとき、涙を流しました。その悔しさは、つながると思います。
えー(10秒ほど)
でも、嬉しい涙もあると思います。
自分も悔しい時、悲しい時、嬉しい時、あんまり我慢しないで流したいです。
・・・・もっと言ったはずなんだけど、あとは何を言ったかは思い出せない。
温かいおことば、ありがとうございます。
昨日、貴也、起きてくるなり「なんだか今日は気分がいいなー」
といって鼻歌を歌ってました。
えー、なんかへん?
そんな貴也に「緊張しないで、いつもどおりでいいからね」
と声をかけ送りだしました。
迎えに行った時、「どうだった?」と私が聞くと、貴也は「いつもどおりだよ。」と答えたのでほっとしていると・・・・・・
貴也:「いつもどおり、人前だと妙に緊張してうまく話せなかったよ。
おまけに数学の口頭試問、自信満々に間違えた!あんまり僕が自信満々に答えるから先生の方が、たじたじだったみたい・・・・・英語の口頭試問は自分の意見をバッチリ言えたのでよかったと思うけど、面接は自信ないなー。」
私:「そうかー、面接でどんなこと聞かれたの?」
貴也:「理数科の魅力は?と聞かれたので、僕は理科の実験にとても興味があり、イオンの実験では油あげを使い電流を流すことに成功しました。このようなことは実際やってみなければわからないことです。未知なる世界にとても興味があります。高校ではいろいろな実験をさせてもらえると聞きましたのでとてもひかれました。みたいなこと言ったと思うけど、緊張してうまく言えたかどうか・・・・・」
私:「そっかあー、緊張するよね。お母さんも自分の想いを相手にうまく伝えられなくて・・・・・」
車中でこんな会話を貴也としました。
貴也は、たとえ前期で落ちたとしても、後期も理数科で受験し、絶対4人の中に入るといっています。
一番ふらふらしているのは、私なのだと感じるこのごろです。
なおみさんからのメール
「もし、出来たらなんだけど・・・
春休みに家族旅行に行こうかと思って、でも新聞配達があるから、どうしよう。ってなって、かけにお願いできないかなあ。って。」
おばあちゃんたちが新聞配達が出来なくなってから、七ケ巻は一時、郵送で新聞が来ていました。お昼頃の配達となりました。今は、はーちゃんが配ってくれるから、朝みることができます。
毎朝毎朝、はーちゃんが配ってくれるから・・・そう言って、うちのじーちゃん玄関周りを雪かきします。
除雪のブルが来ると、自分の姿に気がついてくれるかな。ってって言っていたはーちゃん。はーちゃんの毎朝、毎朝。本当にありがとうございます。
翔は、彩と協力すれば、なんとか、自分たちも出来るかなあ。と。「はーちゃんすごいね。毎日だもんね。」
私ができない事。
それは毎日続けるという事。
些細な事でも、いつも最初の2、3日で間が空いてしまう。
セブンたち、小野寺さんやのりさんが、毎日体を鍛えているところ間近にみて、素直に吸収して育ったから、できるんかなあ。
そういう体質作るんだろうな、タナカ学級って。
いくらすごいものみて影響されても、継続にならない情けない私‥
明日あさって、20年ぶりに紀代美ちゃんとあってきます。そして紀代美ちゃんの小学校でリトミックやってきます。
由美先生のリトミックの日々。
意識せずにいらっしゃる由美先生、尊敬しています。