ゴリラから学ぶ

yumi | 未分類
5 2月 2022

山極壽一先生の本が腑に落ちました。ゴリラの言葉がわからなくても、自分が敵ではないことを知らせるために一定距離を保って後をついて周り、ずっとそうしていくうちに仲間という認識ではないけれど、ゴリラはそばにいることを許してくれる、そうです。ゴリラの言葉を人間の言語に翻訳してはいけないのだそうです。その時のウオーが何のウオーなのか同じ場所で同じ方向見てやっていきながら、、、、、、子ども達とのコミュニケーションと一緒だな、と思いました。先生は子どもと向かい合って・子どもの言いたい事を大人の都合に翻訳してしまう。ただただ子どもの中で子どもとおんなじ事して、同じ方向を見て、いいよそこにいても と言ってくれるまで待っていれば、そこまでの過程をちゃんと経ていれば、学校の学びは深まるのにな、と。

教室でたくさんのことをしでかしてくれる一人一人にワクワクします。なんで?て聞くとだってさ。と突拍子もないこと答えてくれる。そうなんだ、へー、そう思いながら、子どもたちの日々の突っかかりを一緒にとっていけたらと思ってます。

2 Comments

  1. TAKA より:

    「ただただ子どもの中で子どもとおんなじ事して、同じ方向を見て…」

    初心の会の、池上先生のレポートが浮かんできました。
    最初子どもたちがすぐ出来ないことが気になっていた先生が実際に自分の手を汚し、こどもたちと一緒にみそづくりをしていくうちに共感していく姿が浮かんできました。
    すてきですね。

  2. tae より:

    なるほどお。今朝も思い当たることがありました。

    直美さん家にリュウセイという名前の柴犬がいます。
    私は、吉越家の5番目の子ども、次男、と呼んでいます。
    今朝も、大雪の中、直美さんと散歩中のところ、うちの車庫の前でばったり会って、嬉しくて(私)じゃれたので、出勤前なのに、私は「雪だるま」になりました。向こうから私を見つけると大急ぎで走って来て、じゃれてくれるのに、こちらが見つけた時には、時々「フン!」という態度です。都度、リュウセイに余計な事やっちゃったなあ。と思います。

    「ただただ子どもの中で子どもとおんなじ事して、同じ方向を見て、いいよそこにいても と言ってくれるまで待っていれば・・・」
    人とのコミュニケーションに壁を作りがちになってしまいますが、もっと、自然にしていればいいんだなあ。と元気をいただきます。

    いつになるか分からないけど、いつか、孫が生まれるまでに、少しは成長したいなあ。良く生きたいなあ。いいばあちゃん(意味がいろいろだけど)になりたい。と、この頃ひそかに目標を定めています。

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