平成22年度終了

kazu | 未分類
31 3月 2011

今日が,学校の大晦日。

ようやく一年が終了する。木島平村という地に赴任した4月。通常の赴任ではなく,三校が統合したスタートの年への赴任だった。その年の四月は開校記念式典をはじめ,本当にバタバタと式みたいなものばかりがあった(ようだ)。…今になっては「はっきり」と思い出せない。初めてであった子どもたちとの生活も始まった。11月には信総生研の全県大会…この大会までに重松先生小松先生の講演集を編集し,同好会の実践事例集の編集を行った。平行して信教のふるさとの大地の幹事として発行に向けて全県を渡り歩いた。

年が明け,ようやく全てが終了する…と思ったところ,校長先生の死…。いたたまれないまま,過ごす毎日…。今まではわからなかったが,校長が不在の学校…(出張とかではなく)…不在の学校は学校が停止する  このことを実感。

2週間後,新しい校長先生が赴任。同じ頃,嶋野道弘先生(現;文教大学教授)の推薦で「ぎょうせい」が取材にきていた本校の様子が書かれた雑誌が出版される。そこには前校長先生の遺影が映し出されていた…。

そして東日本巨大地震…今日の新聞には震災孤児が数百人出ているという。

23年度が始まる。どう生きるか…一語一語について考える「ひと」になりたい。 

3 Comments

  1. yumi より:

    本当にご苦労様でした。
    たくさんのことから、思います。すべての事が裏にも表にもなること。全部が表裏一体で、それを決めるのは自分自身なのだということ。

    自分のできる事、やらなければいけないこと、守るべきもの、いつもいつも考えます。

    本部からファックスがきました。2011年度の全国規模のミーティング、研修がすべて中止。勇退の予定の会長も残留。来年度2012年開催予定の全国フォーラムは1年引き延ばしで2013年開催へ。

    この一年は、力を溜め込む一年という事になる。
    義務がなくなったという事は、こちらから動けるという事。そして自分の地盤をしっかり固める時、という事。

    4月17日(日)柳原公民館にて、初の試み
     体験小学生リトミック
    午前10時から 主催は北長野講師会

    親子参加大歓迎です。今回無料体験なので、また声かけお願いします。(チラシ渡します)

    木島平小のレポートののったぎょうせいの月刊誌 遥+(はるかプラス)コピーしてお配りします。

  2. mika より:

    田中先生本当にお疲れ様です。そしてお忙しい中、初心の会や講演集、事例集等ありがとうございました。

    「カラマーゾフの兄弟」の作者ドストエフスキー  由美先生に教えていただいた「僕には数学が風景に見える」のなかにも紹介されていました。
    読んで強く感じたこと 誰もがみな感情をもった同じ人間であること、決して特別でなく、人と人のなかで生きているんだ・・
    それは決してマニュアルとかノウハウではないこと
    さっそく年長Rちゃんの担任の先生に本を紹介してみました。

    その本の中でドストエフスキーが自身の発作の体験をこう表現しています  
     ほんの一瞬のあいだ、普通の状態では決して味わえない幸 福感に包まれる。ほかの人にはわからない幸福感に。・・・・
     天国が降りてきて、私をのみこんでしまったのかと思った。神 にたどり着き、神に触れたのだ。・・・
    不思議な体験をしたといえば・・宇宙人に出会った木村さん。
    大震災直後の13日の月例会で由美先生がくださった「農業ルネッサンス」のコピー
    映画の題名が「降りてゆく生き方」 そして木村さんが講演での言葉ひとつひとつ
    「国民が今のところから一歩前に出る気持ちを持って、力を合わせて、国をもう一度元気にさせていく。・・不可能はない、あきらめない、常識にとらわれない。ぜひ、新しい日本を作っていこうじゃありませんか。・・・」
    まるで大震災を予感していたかのよう 。
    そして木村さんの言っていることって総合にもリトミックにもつながっている・・・・いろいろな不思議なつながり。
    由美先生ってすごいです、いつもいつもありがとうございます。

  3. TAKA より:

    田中先生、由美先生、そしてみなさま、本当に日々お疲れさまです。

    田中先生の文面を読ませていただいていたら、以前、美幸が担任のH先生について言っていた言葉を思い出しました。

    「お母さん、私H先生が過労死するんじゃないかと心配なんだ。
    担任をもっているだけでも忙しいのに、雑務とかで忙しいうえ、受験が近づいてきていろいろな手配におわれている中で、進路相談もしていて、ほとんど寝てないんじゃないかと思う。最近顔色も悪いし、大丈夫かな・・・・・・・」
    と心配していたことを。

    本当に先生方の忙しさは半端ではないと感じ、そんな中でも子どもたちと常に向き合って下さっている。
    頭が下がる思いでいっぱいです。
    H先生は最後まで美幸の背中を押してくださいました。
    「大丈夫、お前ならきっと大丈夫!」と。

    合格が決まり、美幸が「先生のおかげで合格することができました。本当にありがとうございました。」というと、
    「僕は何もしてません。合格できたのはあなたの実力です。
    こちらこそいろいろ学ばせていただきました。ありがとう。」
    といわれたのです。
    すごく謙虚なお姿がみえ、同時に田中先生、由美先生のお姿とも重なってみえました。

    受験を通して、いかに自分がエゴの塊で世間体を気にしているかがいやというほど思い知らされました。
    受験はまさに自分との苦しい戦いだったと思います。
    そして子どもたちの本当の姿もみていなかったと・・・・

    先生方のお姿を通して自分をみつめたとき、本当にこのままの自分でいいのかと何回も、何回も、問いました・・・・・・・

    今日、栄村の震災に遭われた方が診察にみえられました。
    大変な状況の中にもかかわらず、とても明るく、前向きで・・・
    そんな方に精一杯心を込めて診察させていただきました。

    仕事に対する思い、仕事としてではなく、人としてどうすべきか
    を問える自分でありたいと、ますます思うようになりました。

Leave a Reply

You must be logged in to post a comment.