あたたかな日差しの中

yumi | 未分類
7 4月 2011

新しい環境の中に出発した、皆さんの前途が、喜びと希望に満ちあふれている事をお祈りします。

月曜日、つたやの駐車場で声をかけられました。Oさんでした。高専の入学式との事。敬和の会にご夫婦で見えていた時の深刻な表情ではありませんでした。「だいぶ悩んだんだけれど、本人が家をでたくないと言うし、私も手放せなくて。」とのこと。ずいぶん背が伸び、信州新町のしなキャンのことは、全く覚えていない青年そこにがいました。

Rちゃんは、いま高校に行かれない状態にあるそうです。Oさんは、子どもが学校に行かれなくてもいいんだって自分に納得できるまでに何ヶ月もかかったとおっしゃっていましたが(弟に関して)、もしかしたらほんとにすとんと落ちていないのかも。

それをRちゃんが時間かけて伝えている気がして。だって、Oさんが思い詰めているときの表情、重いんです。私がもし、ああいう表情をいつも見ていたら、たまらなくなる。多分Oさんの中ではお兄ちゃんの生き方が、『普通』。Rちゃんも弟も、変わっている子だけれど、同じように見なくちゃ、接しなくちゃ、って思い続けてきてしまったんだろうな。Rちゃんと、弟君のものすごくいいところ、ほんとは気付いてないのかも。

同じ日の午前、甥っ子(中3)がだいぶ前から学校休んでばかりいる事を、義妹から打ち明けられました。引っ越しの手伝い誰よりたくさんしてくれた子です。学校に行かれないから、勉強が分からなくなる。だから高校に行かれなくなるんじゃないか、ということを、義妹も甥っ子も心配してどんどん深みにはまりこんでいるようでした。

1時間半程話したけれど、近々時間とって話そうと思います。中3と言う響きが、彼らをもっと追い込んでしまいそうなので。

午後のピアノのレッスンに来たJちゃんの母からも、教科書が急に変わったこと、今は遊ばせたいのに、みんな公文に週2、3回かよっている事など、悩みを打ち明けてくれました。

子どもの居場所がまたなくなりつつあるー漠然とした恐れを抱いています。現場の先生方はもっともっと切実な大きな悩みの中にいるのでしょう。

大きな課題をしょいながら、日々考えています。

8 Comments

  1. kazu より:

    こうしたいろいろなサイン(シグナル)やメッセージが子どもたちや親から送られている
    こんな時こそ,軸足がぶれないで,学ぶこととは何か,学ぶ楽しさを味わえているか…を問い,楽しまなければならない。

    一昨日は入学式だった。そのあと,5年生で使う教科書を配布した。全部で12冊。
    国語の教科書は上下に分かれていたのが一冊となり,厚さ8ミリ…算数も厚くなる。自分が中学校で使っていた教科書のようだ。

    これで学力かあ…

    昨日は,学級目標を決めた。昨年は「挑み,考え,チャレンジする4年1組」だった。今年は5年1組とそこだけかえればいいと思っていたところ…
    いろいろ意見が出て,結局
    「踏み込み,考え,くいさがる5年1組」となってしまった。
    また,習字で書き直す仕事が増えた。

  2. yumi より:

    踏み込み、考え、くいさがってきた田中先生ですからね。

    そう、楽しまなくちゃと思います。短絡的でなく、徹底的に楽しむ事。

    今日はこれから上越で、ミーティングと称して楽しんできます。

  3. tae より:

    おかげさまで、6日、無事、高校に入学することができました。

    入学式で面白い体験をしました。あるお母さんと話している間、そのお母さんのBGMに威風堂々が流れているのをイメージしたのをきっかけに、1年生の何人かの後ろにBGMをしょっ担いでいるのを感じて・・・これから、きっといろんな音色になるんだろうなあ。と思ったり・・・

    昨日からさっそく、部活が始まりました。(野球部)
    たくさん坂道を走り込んで、先輩方にたくさんお世話になっている様子です。
    「ぼくみたいな1年生があいさつしなかったり、ちゃんとやることやらないと、3年生が2年生を怒るんだって。お前たちの教育がなっていないからだって。2年生の先輩も怖いけどさあ。ふっと2人になった時に面白いこと言ってくれたりするんだよ。」

    彩は待ちきれない様子で、入部届けを書き、ラケットを振っていました。・・・・朝、家の中で壊れているものを発見してしまいました・・・ちょっと暴走しています。

    私のパソコン画面はエクセルが暴走しています。
    計算式、間違えたらしく、画面上をセルが猛スピードで次々に計算を始めました。

    米持家の春は、いろいろと暴走します・・・

  4. TAKA より:

    5日の入学式以来、花粉症なのか風邪なのか鼻水ずるずるの貴也。きょうはポケットティシュでは足りなく、ボックスティシュを持って行きました。
    「大丈夫?」と心配する私に、「大丈夫!大丈夫!」と元気に答える貴也ですが、妙にはりきりすぎていて心配です・・・・・
    なんでも副ルーム長になったとか・・・・・

    来週そうそうオリエンテーション合宿が菅平であります。
    「入学そうそうたいへんだなー」と、思っていたのは私だけで、当の貴也はとても楽しみにしているようです。

  5. kin より:

    土曜日のリトミック、そしてミスドでもありがとうございました。
    感謝でいっぱいです。
    特にこの日、かれんちゃんが自ら踏み出した一歩一歩に心が動かされました。由美先生と子ども達のリトミックの息づかいの中での「育ち」ということをとっても感じ、改めて、育むってこういうことなんだと教えていただきました。かれんちゃんが、帰りがけに、由美先生の背中で、嬉しそうに滑っている姿、笑顔、・・かれんちゃんの身体全部がとっても嬉しそうでした。階段で、多恵さんが手をそっとあげると、かわいい手があがって、ぽんとタッチをしている場面もとってもとっても心に残っています。
    たかくんも柔らかな発想の身体を育てているんだと、改めて教えていただきました。
    自分を振り返り、親としても育む姿勢でいたかと思うと、まったくわかっていなかった自分がいることに気が付きます。若いお母さん方が、こうして由美先生のリトミックの日々の中で我が子の一歩に触れる・・・そして様々感じるということも、すごく大切なことなのだと思いました。
    ただただ、年取って、厚顔な無智なおばさんになっていってしまっている自分がいること・・・リトミックの空間にいさせていただくと、ふっと振り返って、気が付くことができます。
    この日の時間も・・子ども達の身体の記憶に残っているんだと思い・・・感謝でいっぱいになりました。

    カラマーゾフの兄弟、ミスドで由美先生、みかさんとお話しされていた場面にまではまだ読み進んでいませんが、今日も少し読んで寝ます。

  6. mika より:

    4日から保育園始まりました。毎年のことですが毎朝保育園中に「おかあさ~ん」の泣き声が響き渡る。親子にとって始めての試練、一歩。
    いっぱい泣いていいんだよ がまんしないで。 お母さんがお迎えに来たときのおもいっきりの笑顔、いっぱい抱っこしてもらってうれしそうに帰っていく。
    おんぶに抱っこでくたくただけど、そんな親子見送りながらほっとします。

    今日からは双子妊娠中の先生が体調不良なので2歳児のクラス。個性強くてなかなか手ごわい18人。
    じい~っとこっちの様子見てないようで見てるんだなあ。
    心見抜ぬかれてるようで、ためされているようでこわいです。

    「カラマーゾフの兄弟」の長老の言葉と内村鑑三の言葉が重なった。
    なぜ小野寺さんがこの作品を選んだのか・・・。
    出会うときに出会ったような気がします。

    また由美先生がリトミッククラブで田中先生の子供たちと出会う。うれしいお話聞かせていただきありがとうございました。

  7. tae より:

    土曜日は本当にありがとうございました。  

    リトミックありがとうございました。
    たかくんの閃き湧き出る泉にドキドキしながら、
    ふと垣間見た自分の頭の中に固まりました。
    四角柱、三角柱、円柱、それぞれの展開図、
    こんなにもいろいろな方法で展開出来るんだ・・・
    面白かったです。
    自分の中で、どこか、面の対象にあるものは、面と決めていたような気がします。
    三角柱の面の対象に在る物は、線だったり、円柱の柱部分だけみれば、ある一点は、長四角という自分の中の一点だったりするんだあ・・・そんな当たり前のことですけれど、ほほーっとなりました。いろんなことにつながっていきました。
    ミスドでの由美先生、田中先生、皆さんとのお話、リトミックでのいろいろな、そうかあ・・・があるうちに、あることについて、罪悪感に包まれていた自分が、そのことによって、また暗い顔をするという新たな罪の中にいたこと・・・はっと思いました。

    いつまでも、うだうだしていられない。
    命が芽生える春ですね!!

    石川で周平くんも頑張っている様子です。
    彩へのメールに「練習きつくて、生まれたばかりの小鹿のような脚になってる。まだやれる。」とあったそうです。

  8. yumi より:

    すごい!わかるわかる。
    ぷるぷるして上手く歩けなくなるくらいの感じ。

    「まだやれる」は、もしかしたら自分を鼓舞するためにぎりぎりのところで書いてるのかも。
    運動部で寮生活してる子のきつさって、想像以上だから。
    千恵里の同級生のF君,1年で体重8キロ落ちたって母が言ってた。でも途中で帰ってこなかった。

    メールの言葉の行間を、この先きっと彩は読んでいくんだろうな。

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