国際セミナーにて
yumi | member, yumi14 8月 2011
先生方のあり方に感動しました。
ルース先生:「今回の公開レッスンは私のプラン通りにいきませんでした。でも私はリトミックでは子どもたちに自分のしたいことを押し付けたりやらせたいのではなく、子どもたちの中から生まれてくる音楽性を見たかったのです。だから待ちました。その為に時間を十分使わなければならなかった。子どものアイディアを引き出し即興させたかった。身体を使わせることも、みんなが違っていることを見てほしかったから、私から、もっと違うことをやって とは言いたくなかった。時間がかかり、うまくいかなかったけれど結果として私は満足しています。なぜ指示をしないか?それは子どもたちが考えるために、指示待ちにならないために。」
カリン先生:「学んでほしいことを、簡単(単純)なものからやっていきます。いつも気をつけることは、クラップの仕方。一つの手が太鼓。そして流れるようにうつよう意識してください。そしてステップするのに準備が必要だということ。一人一人のnatural beat をまず大切に。自然にあるくbeatがだれにでも、まずあるということ。自分のnaturaru beat を分かって歩いてください。」「リトミックにおけるプラスティックアニメはリズム、ソルフェージュ、即興すべてを要約していると思います。」
ジャック先生:閉講式で「皆さんはわたしたちからたくさん学んだと思っていることでしょう。でも忘れて欲しくないのは、私たちもまた皆さんからたくさん学んだと言うことです。すばらしい時間をありがとう。」
その他にも、「リトミックは教えるというより、むしろ対話であると思っています」と言う言葉に感動し、私たち受講生のどんな発言、表現に対しても「YES」「わお!」「それ、やってみましょう」と肯定的に受け止めて下さるレッスンに、改めてリトミックをもっともっと学んでいこうという気持ちを強くした3日間でした。3日間午前2コマ、午後2コマを身体と頭使い続けましたが、まだまだです。ゆっくりじっくりやっていきます。
こりゃあ,すげえー講師陣だとあらためて感じました。
ルース先生の言葉はまさに私が求めている姿であり,総合学習を学んでいるの?とでも言いたくなるすっぽりはまる言葉の嵐です。
カリン先生のいつも簡単なものから…という言葉はとらえる側が形式があるのではないかと勘違いしないでほしいと思いますね。
そして何よりヒットな名言「natural beat」です。
ジャック先生の言葉「教えながら教えられている」という言葉の大村はま先生の著作の中にある言葉でもあり,川田先生の教えるのではなく,対話なのだという言葉に匹敵するすげえ言葉です。
いやあ,すごい講師陣です。リトミックは総合学習だとあらためて実感しました。
とすると,形式に走っているリトミック研究センターの先生方はいるのかいないのか…興味が生まれるところでもありますね。
すくなくとも,長野リトミックのメンバーたちはこのお話をきいてレベルの高い学びあいが生まれそうですね。
セミナーで買ってきた世界のリトミックの先生方20名がリトミックについて語っているDVDもすごいんです。(そこになんと前回の国際セミナーに参加したときの智恵子ちゃんがアップで写っているのです!!笑)
たくさんの出会いを用意してくれくれている今の状況に感謝です。