いつも思う事なのに‥

yumi | member, yumi
22 9月 2011

母が一番大変な状況にある事は分かっているつもり。だから、母からの電話にはいつもすぐ出て、話を聴いている。今日芋井リトミックが始まる直前に電話があり、帰りに病院によれたらよってという。よれたらよれは、よってほしいということ。父の言動が心配な事も分かる。手術前の父に戻らないいらだちも分かる。そして私に対して、当事者じゃないから分からないんだと言う。あげくの果てに車の中にものを載せ過ぎだからかたつければいいのに、ときた。

分かっていたけれど、「今日は芋井にリトミックに行ってきた帰りだから荷物多いの!」と声を荒げた。(でも片付けはしなくちゃと思いつつ)

それでも延々に母の話が続く。「そうだね」「うん」「そうか」とこみ上げるいらだちを抑えながら応対する。ついため息も漏れる。

そうか、いつも父がこの母の話を聞いていたんだ。話し相手がいない母もまたストレスの固まりなのだ、そう思って深呼吸。父はたいしたものだ。母の止まらない話に毎日耳を傾けていたのだから。

父の言動を心配しすぎるのも、父の身体と言うより自分自身のためである事に、母に気づけといっても無理な話。中垣先生がよくお話しになる。「私がこんなにやっているのに、思っていうるのになんでわからないの!」という押しつけだ。

父に「もっと食べないと体重ふえない」とか「どうして何度も着替えたの?」とか、どんなに言うなと言っても、できないのだ。

 

だから、今必要なのは母のケアなのだと思う。が、どこかで反発する自分がいて、肩に手をおく事ができない。ホメオストレッチをしてあげなくちゃ とずっと思い続けていて今だできない。母といる時間は私はほとんどしゃべらない。ただ聴くだけ。

2 Comments

  1. kazu より:

    いたたまれない気持ちです。
    私も先ほどまで,父と衝突しそうになるほど父に対して,ストレスを感じていました。箸の置き方ひとつに対しても,お金の使い方ひとつについても気になり出す始末です。
    娘は母に,息子は父に対し,そういうところがあるのかもしれません。
    どっちにしても,そういう時,わかりました…はないと思います。いつもそうしたドロドロの中で,悩み苦しみ考えていくのだと思います。

  2. tae より:

    全然方向違いかもしれませんが、聴くことって大事なんだって実感していることがあります。
    英検が近くなっているので、毎朝の通勤でリスニングの問題CDをかけながら来ます。問題の会話文を聞いていると、時々、ああそうなのかあ・・・とか、なんで?と思うこともあるのですが、その瞬間にアウトで、その話しを聴き逃しています。ありのままをただそのしゃべっている人のスピードでタイムリーに聴くこと・・・私にはまだまだ難しいです・・・・だけど、それを出来るようになりたいです。翔の周りで起こっていることで少し不安なことがあります・・・人が教えてくれることはありますが、当の翔はあまり言わないです。翔もときどき、ぼそぼそとお茶らけモードで話しだすのですが、核心にふれていない気がしています・・・こちらから突っ込むことは避けているのですが、私は聴くことの力・・・がほしいのです。

    私、読ませていただきながら本気で思うことは、由美先生がそばにいて聴いてくださること。すべてを吐き出させてくださること。きっと、無意識の部分まで、言うつもりのないことまで吐き出されること。それが、ほんとうにありがたいことだと思います。

    昨日、入院中の入居者のKさんに呼ばれて行ってきました。「ナンプレ」を一緒にやらせていただきながら、1時間後にやっとポツポツと話してくださったことは「私が帰る場所はあるのか?」・・・と。Kさんとお話しながら、はっきりと分かったことがありました。Kさんが本当に話しをしたいのは、もちろん私じゃなくて、いつもお互いに遠慮している息子さん・・・でした。

    毎日、毎日、忙しい中と思います。
    本当に、おつかれさまです。本当にありがとうございます。

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