代行のおじさんが話してくれた事

yumi | member, yumi
26 3月 2012

代行を頼んだら、運転をしてくれたおじさんがこんな話をしてくれました。

「子ども夫婦が共稼ぎだから、孫を時々預からせてもらうんですよ。そのときね、ずっと昔のころなんですけどね、嫁さん伊那の出身なんですが、その近所のお寺さんがくれた新聞みたいなところにかいてあったことをね、最近また読んでなるほどって思うんですよ。そこに何かいてあったかって言うとね、子育てには3つの大切な事があるって。それは『待つ事』『祈る事』そして『許す事』だってね。いい言葉でしょう。孫の相手しながら、自分に言い聞かせてるんですよ。自分の子どもには、気に留められなかったんですけどね。」

今日から「罪と罰」を読み直してみよう。

3 Comments

  1. 和ちゃん より:

    やるなあ

  2. tae より:

    すてきなお話わけてくださってありがとうございます。

    日曜日、上田へ野球の応援に行ったら、いつの間にか飯山応援団の隅っこで、心で応援している母がいました。翔がちょっとだけ投げさせてもらうと、キャッチャーの鶴ちゃんの翔への呼びかけに小さい声で、ぶつぶつと答えている母の姿がありました。
    「おーい、翔、肩の力抜けよー」・・・ばあちゃん「はいよ~」
    「翔、ど真ん中、ここに来い!」・・・ばあちゃん「任せとけよ!」
    暴投を投げると・・・ばあちゃん「ああ~、鶴ちゃん身体中で受け止めてくれて。鶴ちゃんは大したキャッチャーだねえ。」

    そこには、昔、弟の野球にゲキを飛ばしていた母の姿はありませんでした。

    なんだか、いつもより、ちょっと母と居ることが楽でした。

    いつも、思っていたこと。それは、母は、自分自身を戒めて罪を背負って生きている。・・と。弟が前の結婚で苦しんでいるときも、自分のせいだ・・・なんて勝手に思っていることを感じていました。

    何かが変わってきたのかなあ・・・なんて思いました。
    こんな年になっても、母が楽そうだと、私も一緒にいてなんとなく楽で・・・

    自分はどうかな・・・。と思うと・・・
    今日は青空。郵便局までふっと空の下を歩いてみようと思います。

  3. mika より:

    昨日は卒園式でした。先生が突然辞めたり、アキレス腱切って2ヶ月休んでしまったり、いろいろあった年長さん。

    日に日に、りりしいきりっとした顔になってまぶしかった
    ひとりひとりの顔見ながらいろんなこと思い出してきて涙がとまらなくなった
    いっぱいいっぱい私も悲しいこと、くやしいことあったけど
    その分いっぱい助けてもらった、言葉にならないくらいの温かさもらった
    これからもどうかこのきらきらした目でいられますように

    最後にお母さんたちにこんな話させてもらいました

    私の子供はもう高校と中学になりますが、子供たち見てていつも思うことがあります。
    もっと話聞いてあげればよかった、「大丈夫だよ」って言ってあげればよかった、いっぱい抱っこしてあげればよかった・・・
    いつも寝顔見ながら「あんなに怒ってごめんね。」って。
    今は子育て大変だなあ、つらいなあって思うこともあると思うんですけど、子供と過ごせるそんな時が実は大切な、かけがえのない時間だったんだなあって今になって思うんです。

    きっとお母さんたちは今はそう思えないかもしれないけど、いつかこんな話誰かがしてたなあって思える日がくるんでしょうね。
    いつの日になってもいいから、そう思ったときが第二の子育て、自分育ての始まりなのかもしれない。

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