Aちゃん

yumi | member, yumi
2 6月 2012

現在ステップ4。教室に通い始めて7月で1年になる。

母からはなれない。背中に隠れていて、クラフトはみんなとはやらない。長いこと部屋の隅で母にだっこのままレッスンをみていたAちゃん。

今週のレッスンの2日前の夜母からの電話。「先生Aが先生におはなししたい事あるって言うのでかわりますね。」「あのね、今度のレッスン一人でできる。」「えっ?そうなの?Aちゃんママいなくてもできるんだ。すごいね。」

半信半疑の私にAちゃんの母は「今週私都合つかなくて。そしたらAがひとりでできるからって。だから私の父が送っていって、また迎えにいきますがいいですか?」「もちろんです。まってますね。」

そしてレッスンの日、誰よりもはやくきたAちゃんは、私の隣にすわりまるで今までそうしてきたかのように自然にふるまっていた。(でもきっとすごく緊張していたのだと思う。2回トイレにいったから)他の子の母たちもびっくり。口々に「すごいね」とか「えらいね」といいながら、さりげなくAちゃんをサポートしてくれた。なんと言ってもびっくりしたのが、お友だちだけで2人組できる?といったら4人がそれぞれ組になれたこと。Aちゃんはこのクラスの中でちゃんと一員になっていたのだと思った。

夜母にメールしたところ、まだたったの4年の子育てですが、先生やまわりのお母さんたちに支えられて感謝しています。先生のメールを読んで涙が出ました と返事。みんなと早くとけこんでほしい、うちの子だけなんでこんなにかたくななの ときっと悩み続けていた母の心にあった氷がきっととけていくような感じだっただろう。本当に先の事はわからない。でも信じて待つ先にきっと何かがある。長い長い時間かもしれないけれど。

2 Comments

  1. mika より:

    加配が必要で大変な子なのでと言って高丘保育園に移って来た子が3人もいます。そしてどのクラスも担任が2,3人が当たり前になってきていて、1人でクラスを受け持つということが珍しくなってきた最近。

    大変な子にしてしまっているのはやっぱり私たち大人
    子供は子供の中でこそ育つ 私たちにできることはじっと待つことなんだって、最近やっと自分のなかに入ってきた気がします。
    やっぱりそれをみんなにわかってもらおうとすること、相手に批判的になってしまう自分がいて、空回りになってしまって・・。

    由美先生のリトミックのように少しずつゆっくり 
    それが確実に太い根っこが伸びていくんですね。

    また明日も本気でいきます、ありがとうございます。

  2. tae より:

    「やっぱりそれをみんなにわかってもらおうとすること、相手に批判的になってしまう自分がいて、空回りになってしまって・・。」
    私、浅はかだけれども、美加さんの気持ち痛いくらい分かる気がします。

    それだからこそ、
    リトミック大事です!!

Leave a Reply

You must be logged in to post a comment.