書いているうちに自分の中で変化してくること
tae | member, tae14 7月 2016
幼馴染のAちゃんがギランバレーになってもう5か月目です。
最初は、2か月ぐらいで完治する病気だと回り中が思っていたけれど、神様は試練を与え続けています。
5月にやっとAちゃんとラインが出来るようになって、病気の症状の変化を刻々と教えてくれたり、頑張っても、頑張っても、思うようにいかない気持ちとか、時には八つ当たりみたいなことも書いてくれます・・・Aちゃんの文章はいつも伝えたい事や気持ちを伝えたい人に届けています。その点は元気な時と全然変わらないのです。
病気がもとで、今もAちゃんはお話しすることも、ペンを持って文字を書くこともたいへんです。でも、Aちゃんはスマホであんなにすごい文章を書きます。
ある時、ふっと気が付きました。そうだ、そうだ、Aちゃんにどんどんラインで書いてもらおう!!私からは、「ふーん」とかスタンプとか、ちょびっとしか書いてないけれど、Aちゃんはラインの中で、書いて、反省して、立ち直って、また書いて、リハビリが進んで嬉しかったこととか書いてくれる。どんどん自分で自分の事を解決している。Aちゃん、すごいんです。
今週の頭、Aちゃんの娘さんが入籍しました。結婚式はAちゃんの回復を待って延期。Aちゃんは、娘に迷惑をかけて申し訳ない・・とライン・・・。私は、Aちゃんと娘さんのことを想ったとき、きっと娘さんは無条件にAちゃんの力になりたいって思ったと思うよ。とライン。
私もAちゃんみたいに、ちゃんと書いていくことで自分の中の整理が出来るだろうか。少しずつトレーニングしてみようと思います。
聴くこと・・行為を共にすることって半端なく難しくて,半端なくやろうとすればできること
最近,そういうことなんだ・・って感じることがある。
それは,「感性」
これは,とてつもなく,難しくて,とても目に見えないもので,言葉で感じあえる人ははそうそうといない。誰でもというわけにはいかない。
「感性は果たして磨けるのだろうか」
私は、ずっとAちゃんに甘えてきました。「私、頑張りたいんじゃないの。ただ安心して、いろんなことに向き合ったり、やりたいだけなの」なんてことをいつもAちゃんに漏らして来ました。
Aちゃんは、いつもそのまんま受け入れてくれていました。でも、Aちゃんは、私に負担をかけまいとします。だから、私に八つ当たりしても、そのあと自分で解決したよ!心配いらないよ!とします。
先生からコメントを頂いてから、ずっと、「受け入れること」「受け止めること」を思っていました。私にはその部分もすごく足りないんです。
「ふーっ」と深呼吸して、目をつむってみます。いろんな音が聞こえたり、空気が流れていきます。いつの間にか、いろんなことを感じないようにバリアしている気がします。